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XLシリーズハーレーダビッドソンギャラリー(画像)一覧

Xはフラットヘッドの”W”の次のモデルという意味(アルファベット順)で、Lは高圧縮比を表しています。

デビュー当初の排気量は883cc、ボアは3インチ(76.2mm)に縮められ、ストロークは96.85mmでした。 発売の翌年の'58年には、バルブを拡大し圧縮比を9:1に上げたハイパワー・モデル=XLHが登場。 XL が 40 馬力の時代に 55 馬力を出し、計算上の最高速は 196 キロに達していました。

ショベルビッグツインと同時期の'85年まで生産され、翌'86年のエボリューション・スポーツモデルへと世代交代します。


1957 ハーレーダビッドソン XL スポーツスター(Sportster)

'57 ハーレーダビッドソン XL スポーツスター(Sportster)

'57年にデビューしたXL スポーツスター。 当時の最大のウリは、エンジンとミッションが一体式となり軽量化に成功したことでした。

ヘットライトにはハイドラグライドのライトを流用し、タンクもどこかズングリしたタンクで、そのフォルムは旧車そのものですが、このスタイルを真似たカスタムにはなかなかめぐり合いません。

上の写真ではわかりませんが、反対側のプライマリーカバーには”SPORT-STER”のへこみ文字が刻まれています。

1970 ハーレーダビッドソン XR750

'70 ハーレーダビッドソン XR750

WR、KRと発展してきたハーレーダビッドソンのダートトラック・レーサーは、'70年のAMAクラシックCレーシングのルール改定によって、スポーツスターXLCHをベースとした新しいXR750(アイアンXR)モデルへと発展します。

しかしこの鋳鉄ヘッドは熱ダレで使い物にならず、2年後の'72年にはより強力で信頼できるアルミヘッドのXR750が新しくデビューします。

XRは登場した'72年から30年間もAMCダートトラック・レースにおいて最も優勢なバイクとなり、J・スプリングスティーンやスコット・パーカーらダートトラック界の英雄を生み出しました。

1973 ハーレーダビッドソン XR750 TT

'73 ハーレーダビッドソン XR750 TT

XR750 TTは、ダートラレーサーのXR750のロードレーサーバージョンです。

フットレストはスイングアームに取り付けられるほどの極端なバック・ステップで、'72年当初はリアのみディスクでしたが、フロントもホンダから提供を受けディスク化されます。

デイトナ・ビーチで開催されるバトル・オブ・ツイン(BOT=Battle Of the Twins、BOTTのことです)で活躍したXRTTベースのワークスマシンを、ルシファーズ・ハンマー(Lucifer's Hummer)といいます。 ちなみにXR750 TTの”TT”はツーリスト・トロフィーという意味です。

1983 ハーレーダビッドソン XR1000

'83 ハーレーダビッドソン XR1000

XR1000は、ルシファーズハンマー・がデイトナレースを走るのに市販車をベースにしなければならないという規定をクリアするために'83年に一般販売された,いわゆるホモロゲーションモデルです。

エアクリーナーが大きくはみ出した2つのキャブは、右側に位置し、マフラーは左側2本出しです。 標準で70馬力のエンジンは、XR1000を0-400m/12 秒台という速さで走らせ、チューニング・ガイドによれば100 馬力以上が得られていたそうです。

'83 ハーレーダビッドソン XR1000の詳細データ

1977 ハーレーダビッドソン XLCR

'77 ハーレーダビッドソン XLCR

'77年にデビューしたXLCR。 この”CR”とはもちろん”カフェレーサー”から来ています。

15 リットル入りのレーサー風タンクにエアクリーナー・カバー、そして何より外観を印象付けるコックピット・カウルと黒塗りされ奇抜なカーブを描くマフラー。 タイヤサイズは、フロントは 19インチ、リアには 18インチ・タイアを履いています。

イメージはXR-750からとって来たとされていますが、販売は低調だったため、生産数が少なく、今になって珍重されています。

'77 ハーレーダビッドソン XLCRの詳細データ

1987 ハーレーダビッドソン XLH 883 スポーツスター(Sportster)

'87 ハーレーダビッドソン XLH 883 スポーツスター(Sportster)

4速のエボリューションスポーツスターは当初は883ccと1100ccのラインナップでスタートしました。

現行のスポーツスターは5速モデルですが、それより1速少ないので、5速に比べてギアレシオは広く、頻繁にギアをかえるせせこましさがないので、大雑把に走れてしまうのが4速モデルです。

1100モデルが1200にボアアップされる'88年モデルには、フロントフォークが従来のショベルと同じ35φから39φに変更されています。 またケイヒン35φバタフライキャブレターから40φCVキャブレターへの変更も同年です。 '89年モデルからCVキャブレターに加速ポンプが追加されました。

'87 ハーレーダビッドソン XLH 883 スポーツスターの詳細データ

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