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ナックルヘッドハーレーダビッドソンギャラリー(画像)一覧

それまでのサイドバルブやオフォツバルブは4カムや2カムなので、プッシュロッドが平行に動作していましたが、ナックルヘッドからはワンカムになったので、プッシュロッドがねじられて動作するようになりました。
このナックルヘッド以後のV型OHVエンジンはエボリューションまでワンカムを作り続けることになります。


1936 ハーレーダビッドソン ナックルヘッド EL

1936 ハーレーダビッドソン EL

'36年にデビューしたELは、ハーレー社史上初のOHVエンジンとしてその名前を歴史に刻みました。 排気量は61cu.in.(約1000cc)。 当時はこのモデルをスペシャルスポーツという位置付けで、前後18インチのタイヤを装着しています。

'36年の初期型モデルのみ、コブシ状のロッカーカバーの二つのボルトが真ん丸です。 時速100マイルが売り文句のナックルヘッドのファーストモデルですが、まだまだプロトタイプ段階の初期型ナックルヘッドのフレームは3度も変更されました。

エアークリーナーカバーなどこの年のみ採用されたパーツが各所に見られます。 '41年のFL1200ccがデビューしたあとも販売され続け、'48年のパンヘッドのデビューまでの12年もの間、生産されました。

1937 ハーレーダビッドソン ナックルヘッド E

1937 ハーレーダビッドソン E

'37年にデビューした61cu.in.(約1000cc)Eは、その1年間だけで一旦生産をストップしてしまいます。 この年はウイリアム・A・ダビッドソンが死去した年でもあり、なぜ生産がストップされたのかは不明です。

その後、'41年に74cu.in.(約1200cc)FLのデビューとともに、再生産がスタート。 '48年のパンヘッドのデビューまで生産されました。 (写真は'39EL)

1947 ハーレーダビッドソン ナックルヘッド FL

1947 ハーレーダビッドソン FL

'41年から74cu.in.(約1200cc)FLがデビューし、それに伴い前後のホィールが16インチへと変更され、大陸を走るクルーザーらしいソフトな乗り心地になりました。 この後のFL系モデルは、この時から前後16インチが定番となります。

当時の工業デザイナー、ブルックス・スティーブンスによってデザインされた'47年式FLは、全体のラインがストレートになるようにデザインされ、よりモダンなイメージに仕上がっています。

ちなみに後期型モデルは、初期型モデルのコブシ状のロッカーカバーの真ん丸の二つのボルトに対し、ボルトが六角頭になっています。

1944 ハーレーダビッドソン ナックルヘッド F

1944 ハーレーダビッドソン F

74cu.in.(約1200cc)FはFLより1年遅い'42年にデビューし、'47年まで生産されたモデルです。

EとEL同様、FとFLの違いはスペシャルスポーツかどうかの違い以外正直?で、なにが違うんだかさっぱりわかりません。 ちなみに'47年式Fは'47年式FLと同様にスポーツというカテゴリーに差別化されていました。

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