シェルビーアメリカン絶版アメ車ギャラリー(画像)一覧
Adobe Acrobat Reader
絶版アメ車ギャラリーの詳細スペックを表示するのに必要な Plug-in です。
1966 SHELBY GT350 (シェルビー・GT350)
マスタングの販売力促進目的で、SCCA・Bプロダクションレースでの活躍を狙って開発された、ポニーカーであるマスタングの皮を被った市販レースカーが'65年のGT350です。
ただし、純粋にレースカーベースとしてのメカニカルコンポーネンツをエンジンと足回りの両方にフル装備していたのは'65年型と'66年初期型までで、それ以降のものは一般的な走り屋マニアを主な対象としたデチューン版でした。
ちなみに'65年型と'66年初期型までのシェルビー・マスタングは排気ガスが室内にまで入り込んでくる為、普通に乗るにはかなり辛そうです。
1967 SHELBY GT500 (シェルビー・GT500)
シェルビー・アメリカンの手で製作された最後のモデルが'67年のシェルビーGT500です。
GT350は289cu.in.(4700cc)、GT500は428cu.in.(7000cc)を搭載していましたが、当初シェルビーGTが持っていた市販レースカーというべきキャラクターは、この年代になると一般ユーザー向けになり、かなり薄れてきます。
GT500の428cu.in.はフルサイズ用のユニットをベースに吸排気系に手を加えた通称“ポリス・インターセプター”仕様です。
1967 SHELBY GT500 "ELEANOR" (シェルビー・GT500 エレノア)
公開から4年以上経過しているにもかかわらず、いまだアメ車好きの間で人気の高い、ニコラス・ケイジ主演のクルマ泥棒の映画、「60セカンズ」に出てくるシェルビーマスタング"エレノア"です。
劇中では、盗むリストのクルマに名前を付け、ターゲットをニックネームで呼んでいました。 エレノアの特徴的な機能は、"GO BABY"と書いてあるニトロボタンを使ったスピードアップで、一気に255kmまで加速し爆走する場面は爽快でした。
エレノアを製作したのはCVSことシネマ・ビークル・サービス。 劇場用に13台製作され、使用されたのは12台。 残り1台は本物の'67年式シェルビーGT500をベースに製作され劇場には出演されませんでした。 劇場に登場した12台のうち、5台はジャンプシーンなどの撮影に実際にジャンプするなどして、ダメージを受けて解体されてしまったそうです。
シェルビーGT500"エレノア"の詳細情報
★本気でエレノアをお探しの方はこのページの下部へ★
1968 SHELBY GT500 KR (シェルビー・GT500 KR)
一般向けシェルビーGTの最上級モデルがGT500KRです。
KRの意味は”キング・オブ・ザ・ロード”。 搭載エンジンはGT500の“428cu.in.ポリス・インターセプター”にチューンを加えた“428コブラジェット”、装備はマスタングのスペシャルインテリアにも劣らない豪華装備で仕上げられています。
なお、このモデル以降のシェルビーGTはフォードの管理下に移され、事実上フォードの1ブランド車として生産されることになりました。
PDFで'68シェルビー・GT500 KRの詳細スペックを見る
1963 SHELBY AC COBRA (シェルビー・AC コブラ)
キャロル・シェルビーが英国製スポーツカーのACエースをベースに、フォード・エンジンと組み合わせて強力に仕立てたスポーツカー、それがシェルビー・ACコブラです。
エンジンは260cu.in.から289cu.in.、そして427(428)cu.in.へと拡大され、ストリートカーというよりはむしろレースカーとして活躍しました。 主な参加カテゴリーはアメリカでのSCCAプロダクションとヨーロッパでのGT耐久。 '65年にはGTワールドチャンピオンマシーンとなりました。
現在では、いろいろなメーカーからリプロダクションモデルが出ています。
1966 SHELBY AC COBRA 427 (シェルビー・AC コブラ 427)
キャロル・シェルビーのアイデアから誕生したコブラの究極のモデル、427cu.in.(7000cc)エンジンを搭載したのがこのシェルビー・ACコブラ427です。
本来はレース用として開発されましたが、のちにロードバージョンとしても販売され、標準仕様でも0-400m加速12.2秒という圧倒的な加速性能を誇っていました。 初期の生産モデルとコンペティションモデルは、フォード・ギャラクシー用をチューンした4.24×3.78in(6997cc)の“NASCAR427”ユニットを搭載します。
67年末にアメリカ連邦安全基準に合致できなくなって生産中止するまで、348台が生産されました。
PDFで'66シェルビー・AC コブラ 427の詳細スペックを見る
1965 FORD GT40 (フォード・GT40)
カーレース好きの当時のフォード社のトップ、ヘンリー・フォードII世の”鶴の一声”によりGTプロトタイプにおけるライバル・フェラーリへの対抗を狙って開発したミドシップのレースカー、それがフォード・GT40です。
開発期間を節約するために基本シャシーは既存のローラGTを流用しています。 運用を担当したのはシェルビー・アメリカンとホルマン・ムーディー。 エンジン及びディテールの開発を担当したのはフォードの特殊開発部門であったKAR KRAFTです。 そして、'66 年、'67 年、'68 年、そして'69 年のル・マン 24 時間耐久レースで見事優勝を獲得しました。
'03年、フォードGTという名前でリメイク生産された車両には、550馬力を発揮する5400ccスーパーチャージド・エンジンを搭載しています。
シェルビー/エレノア購入ガイド
American Super Cars
コブラ・GT40・シェルビー(正規?)専門販売店のWEBサイト、アメリカンスーパーカーズ。 経営者の田邉正剛氏はキャロル・シェルビーとの振興も深く、普通のマスタングをシェルビー・マスタングに変えてしまうキットなど、シェルビーの情報・販売が満載な、とってもステキなサイトです。
SANDERSONSALES
シェルビー・アメリカン公認のエレノアリプロダクションモデルの販売をしているサンダーソンセールス社のWEBサイト。 "GT500E"と名付けられたモデルバリエーションは、シェルビー・GT500に準じたベーシックな8万ドル仕様と、6速MTに430馬力の351ウインザーV8・ベアの4輪ラージディスクなどが装備されている12万ドル仕様、最上級グレードの750馬力・427アルミヘッドを搭載したスーパースネークパーッケージと称される15万ドル仕様があります。
1950年代絶版アメ車ギャラリー |
1960年代絶版アメ車ギャラリー |
1970年代絶版アメ車ギャラリー |
1980年代絶版アメ車ギャラリー |
その他の絶版アメ車ギャラリー |
イベントで見かけたアメ車ギャラリー |