'80年代絶版アメ車ギャラリー(画像)一覧
Adobe Acrobat Reader
絶版アメ車ギャラリーの詳細スペックを表示するのに必要な Plug-in です。
1981 CHEVROLET CORVETTE C3 (シボレー・コルベットC3)
'68〜'82年に生産されたコルベットC3は、コークボトルラインと呼ばれるグラマラスなボディが特徴的です。
C3のデザインは通称「アイアンバンパー」といわれるスチール製の前後バンパーを装着する前期型('68〜'72年)、リアバンパーのみクロームを採用した'73年を挟み、翌'74〜'82年は前後共ボディと同色のウレタンバンパーを装着する後期型に分けられます。
エンジンは標準タイプが'68年式までの327cu.in.に対し、'69年以降は350cu.in.へと拡大。 オプションでは370馬力を誇った'70年式のLT1(350cu.in.)、425馬力を発揮した'71年式のLS6(454cu.in.)などが有名です。
しかし、排ガス規制のあおりを受けた'72年以降は下降の一途たどり、'74年にはビッグブロックが消滅、'80、'81年の2年間はオプションエンジンすら存在しませんでした。 '81年式は190馬力を発揮する350cu.in.のみのラインナップとなっています。 ちなみにこの年は、キャブレター装着モデルの最後の年でもあります。
1987 FORD MUSTANG GT (フォード・マスタングGT)
シャシーコンポーネンツをはじめとした基本メカニズムは従来のままに、ラインナップと内外装のデザインに大きな変更を加えたのが'87年モデルの特徴です。
ボディバリエーションは2ドアノッチバッククーペ、ハッチバッククーペ、コンバーチブルの3種類。 直4ターボを搭載したトップグレードのSVOが消滅していた他、GTには派手なエアロパーツが装着されるようになりました。
グレードはLXとGTの2種類。 従来はLXのエンジンは140cu.in の直4SOHCと232cu.in.のV6OHVでしたが、この年からV6が消滅。 その代わりにGT用の302cu.in.のV8OHVも選択できるようになりました。 エアロパーツが付かないLXにV8を組み合わせた仕様は、いわゆる羊の皮を被った狼的なキャラクターと共にマニアックなマッスルカーマニアから愛されました。
この後、マスタングは小変更を繰り返しながら'93年まで生産されます。 この間、スペシャルモデルとしては'93年にはスタンダードの205馬力に対して230馬力にまで最高出力を高めた302cu.in.を搭載した「コブラ」がありました。
1981 CHEVROLET CAMARO Z28 (シボレー・カマロ Z28)
'78〜'81年のカマロは、'74年に次いで、2度目の大幅な変更が行われた第2世代の最終モデルです。
グレードラインナップは標準のスポーツクーペに加え、RS(ラリースポーツ)、LT(ラグジュアリー・ツーリング)、トップグレードであるZ28がありました。
また、翌'79年にはLTに変わり、ベルリネッタというグレードが登場しました。 パフォーマンスは排ガス規制のあおりで、350cu.in.を搭載する'81年式のZ28でさえ175馬力に留まっています。
そんな第2世代最終型カマロは'81年モデルを最後に第2世代に終わりを告げ、第3世代へと突入していきます。
1986 CHEVROLET MONTE CARLO SS (シボレー・モンテカルロSS)
シボレーの高級2ドアパーソナルクーペとして販売されていたモンテカルロ。
'80年にターボエンジンが登場したり、'81年にカプリスと同じような角目4灯のヘッドライトになったり小変更を繰り返してきたモンテカルロですが、この世代で最大のエポックメイキング的な出来事といえば、'83年に特徴的なスラントノーズを持つ、新ボディキットを装着したSSパッケージが新たにラインナップされたことでしょう。
優れた空力性能を持つこのSSはNASCARで大好評を得て、'86年にはレースフィールドからの要望に答えリアウィンドウをバルブ形状にふくらませたエアロクーペがSSのラインナップに加わりました。
以上のようなこともあってか、同じGボディのマリブが'83年に生産を中止しているのに対し、モンテカルロは'88年まで生産が継続されました。
1984 DODGE DAYTONA (ダッジ・デイトナ)
ホイールベース97インチ、チャージャーと同じシャシーコンポーネンツを使いながら、ボディデザインを一新していたのがデイトナです 。
ボディバリエーションは2ドアハッチバッククーペの1種類のみ。 グレードはベースモデルとターボの2種類でした。 ベースモデルの標準エンジンは135cu.in.、直4、SOHC(99馬力)。 ターボには135cu.in.をベースにターボを装着した142馬力仕様が搭載されています。
翌'85年には最上級モデルのターボZを追加。 '87年にはシェルビーZへと進化しましたが、この時点で135cu.in.ユニットは174馬力を発揮するまでになっていました。 フロントマスクをリトラクタブルライトにマイナーチェンジしたのも'87年のこと。 デイトナは'90年代に入るとシボレー・カマロの後継としてIROCシリーズのベースモデルとなります。
そこで'91年モデルからはIROCという新しいグレードを投入。 181cu.in.のV6、SOHC(141馬力)がオプション設定されるようになったのも'91年からのこと。 最終型の'93年モデルまでデイトナは生産されました。
1989 JEEP GRAND WAGONEER (ジープ・グランドワゴニア)
ジープ・グランドワゴニアは'62年から'91年の生産終了までの30年間で5回のマイナーチェンジをしましたが、その間には生産メーカーが3度も変わっています。
'62年式の初代ワゴニアはカイザー社で生産され、その後、AMC(アメリカン・モータース・コーポレーション)に吸収されAMCスーパーワゴニアという名前で登場します。
さらに'87年に同社はクライスラーの傘下に入ります。 グランドワゴニアはスポーツワゴンの上級グレードに位置し、パワーステアリング、パワーブレーキ、オートクルーズ、リアデフロスター、キャリア、パワーウィンドウ、集中ドアロックなどの豪華標準装備。 エクステリアでの変更は、初代から最終型の'91年式までほとんどありませんでした。
エンジンは'84年式から最終モデルまで直6、258cu.in.とV8、360cu.in.の2つのバリエーションがありました。
1987 CHEVROLET C10 (シボレー・C10)
第3世代と呼ばれる'73〜'87年のシボレー・フルサイズ・ピックアップトラック、C10。
モデルラインナップは、後輪駆動のCシリーズと、4輪駆動のKシリーズ。 これにボディバリエーションが3種類あります。 シングルキャブの2ドアと、後部キャビンを延長したボーナスキャブ、さらに延長させ4ドア化したクルーキャブの3つ。 これにショート&ロングの2種類の長さを持つフリートサイドに、ステップサイドを加えた荷台バリエーションがありました。
グレードラインナップは、カスタムデラックス、スコッツデール、上級グレードのシルバラードの3種類があります。
1950年代絶版アメ車ギャラリー |
1960年代絶版アメ車ギャラリー |
1970年代絶版アメ車ギャラリー |
その他の絶版アメ車ギャラリー |
シェルビー(SHELBY)絶版アメ車ギャラリー |
イベントで見かけたアメ車ギャラリー |