ハーレー用語辞典
アルファベット-O-
【O.H.C】オー・エッチ・シー
オーバー・ヘッド・カムシャフト エンジン/Over Head Camshaftの略称です。 シリンダーヘッド部にカムシャフトをセットし、ロッカーアームを介して直接吸排気バルブを駆動させるエンジン形式で、バルブの追従性がよく高回転型のエンジンに採用されています。 尚、カムシャフトが1本タイプをS.O.H.C.、2本のものをD.O.H.C.と呼びます。
【O.H.V】オー・エッチ・ブイ
オーバーヘッドバルブエンジン/Over Head Valveの略称です。 一般的にはカムシャフトをシリンダーヘッドより低い位置に置き、プッシュロッド→ロッカーアーム→バルブという動きで吸・排気バルブを駆動させる比較的原始的な仕組みのエンジン形式です。 構造が簡単で整備性が良いのが特徴です。 ここのサイト名「OHV-LIFE」のOHVはここから来ています。
【Oil agari】オイル上がり
ピストンとシリンダーの隙間から、燃焼室にエンジンオイルが入ることをいい、白煙もうもうになります。 原因として、ピストンリングやシリンダーの摩耗・ピストン棚落ち等が考えられます。
【Oil sagari】オイル下がり
バルブステムとバルブステムガイドの隙間から、燃焼室にエンジンオイルが入ることをいい、やっぱり白煙もうもうになります。 原因として、バルブステムシールのヘタリが等が考えられます。
【One Off】ワンオフ
既製品や市販されている量産品ではなく、それ専用に現物合わせで作ったものを指します。
【Oppose Valve】オホッツバルブ
フラットへッドビッグツインが登場する以前、'18年に登場していたエンジンで、吸入側がOHV、排気側がSV型式のOHIVVエンジンをこう呼びます。 正式な呼び方は、4サイクルF(またはL)ヘッドポケットパルブといいます。
【Oval Course】オーバルコース
だ円形をしたサーキットの総称です。 その形状によって、Dシェイプ・オーバル、エッグシェイプ・オーバル、トライ・オーバルなど、細かい呼び方があります。