ハーレー用語辞典
アルファベット-F-
【Fairing】フェアリング
カウリングのことです。 ハイウエイのキング、ハーレーのフェアリングは、騎乗姿勢のライダーを、そのまま前面の風から守ろうとしているから独特の形になります。 透明部分のスクリーン面積が大きいとウインドシールドという名前になります。 これらは、POLICE仕様のモデル名につくこともあります。
【Fat Bob Fender】ファットボブフェンダー
'70年代のチョッパーの定番とされたフェンダーです。 それにHD社が目をつけメーカーファクトリーチョッパーのFXWG(ワイドグライド)で採用されました。 エボ以降、ソフテイルのFX系に引き継がれています。
【Fat Head】ファットヘッド
ツインカム(TC88)のニックネームです。 ロッカーカバーの大きさや雰囲気が太っちょ(ファット)という意味でしょうか。 やっぱり日本ではエボ同様あまり使われないニックネームです。 '99年〜現在まで生産されているハーレーの最新型エンジンです。
【F-head】エフヘッド
1903年のH-D1号機から'29年までのモデルに採用されたエンジンです。 IOEとも呼びますが、Flatheadとは違います。 シングルエンジン24.74、26.8、30、35cu in、Vtwinエンジン50、61cu in の他、レース用エンジンが生産されました。
【Flame】フレイム
炎のことです。 日本ではファイヤーやフレアーとも呼びます。
【Flare Line】フレアーライン
タンクやフェンダー、ヘルメットなどに描く、炎をデザイン的に表したグラフィックスのことで、別名フレイム、フレアー、ファイヤーパターン、フレアーパターンなどと呼ばれています。
【Flat Head】フラットヘッド
'29年より採用されたサイドバルブエンジンでヘッド面が2ストエンジンのように平ら(フラット)になっていることからこう呼ばれています。
【Foot Board】フットボード
'14年頃より現在のFL系で使われているステップです。 足をなげ出したポーズからふんばりのきくポースまで自由にとることができますが、ショックを足全体に受けてしまうこともあります。 初期の頃は長方形のものがつけられ'40年頃から半円形のハーフムーンと呼ばれるものになりました。
【Forward Control】フォワードコントロール
'80年発売のメーカーファクットリーチョッパー、,FXWG(ワイドグライド)に使われたステップです。 足を前へ大きくなげ出してふんぞりかえるフォームは、大陸をゆったり走るのにあったポジションです。 そもそもはフットボードを取り外したチョッパーのアイデアをH-D社が採用したものだと言われています。 フォアコンなどと呼ばれています。
【Frisco】フリスコ
'70年代にサンフランシスコで発生し流行ったカスタムスタイルをフリスコスタイルと呼びます。 ハイチューンされたエンジンと、すり抜け時に縁石にステップが当たらない様、ステップ位置が高いのが特徴です。 近年に再流行しました。
【Full Dresser】フルドレッサー
ストック状態もしくはそれ以上のアクセサリーを装備したツアラータイプのハーレーを指します。