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新規検査

新規登録をするにはまず新規検査を受けなければいけません。 日本国内でこの登録を受けていない車は公道を走ることができません。

このような車を使用する際には各運輸支局または検査登録事務所で登録申請をする必要があります。 かなりややこしい手続きですが、がんばってやってみましょう。


まずは新規検査を受けましょう。
新規登録する車は、各陸運局の検査場に自動車を提示して保安基準に適しているかどうかの検査を受けます。 この新規検査に合格すれば新規登録が出来ます。 保安基準に適合する整備に自信のない方はショップなどに持ち込んで整備してもらいましょう。



新規検査を受ける手順

・検査に合格するように車をばっちり整備します。

     

・検査予約センターに電話して検査日を予約します。

     

・予約日に陸運局の検査場に車を提示して検査を受けます。

     

・合格すれば自動車検査票に合格印を押してくれます。 それから新規登録します。



自動車の提示をしなくてよい場合

下記の書類がある場合は新規検査はしなくてもOKです。

・完成検査終了証 新車の型式指定自動車です。 有効期間は発行日より9ヶ月です。

・抹消登録証明書及び保安基準適合証 抹消登録された時から改造されていない中古車で指定整備工場で整備、検査をした車です。 有効期間は発行日より15日です。

・自動車予備検査証 予備検査を受け交付されたもので有効期間は発行日より3ヶ月です。

新規検査の詳しい内容は国土交通省自動車検査・登録ガイドに、より細かく記載されています。



新規登録


新規登録の申請に必要な書類

・申請書 OCRシート第1号または第2号様式(陸運局にあるマークシートのことで、鉛筆で記入します)

・手数料納付書 自動車検査登録印紙を添付します。

・完成検査終了証 発行されてから9ヶ月以内のもの、新車のみ必要です。

・抹消登録証明書 ナンバーのついていない中古車のみ必要です。

・自動車通関証明書 輸入車のみ必要です。

・自動車損害賠償責任保険証明書

・自動車検査票 持ち込みによる検査を受ける場合に必要です。

・定期点検整備記録簿

・譲渡証明書 所有者が変わらないときは不要です。

・自動車重量税納付書 重量税印紙を添付します。



所有者・使用者が同一の場合(上記の書類に加えて)

・印鑑証明書 発行後3ヶ月以内のものが必要です。

・印鑑 所有者本人が直接申請するときは印鑑証明書の印鑑(実印)、代理人が申請するときは代理人は記名でOK。

・委任状 代理人による申請を行う場合は実印を押印、本人が直接申請するときには不要です。

・自動車保管場所証明書 住所等を管轄する警察署より証明を受けたもので発行後1ヶ月以内のものが必要です。 無い方は車庫証明の取り方で手続きを。



所有者・使用者が異なる場合(上記の書類に加えて)

・所有者の印鑑証明書 発行後3ヶ月以内のものが必要です。

・所有者の印鑑 所有者本人が直接申請するときは印鑑証明書の印鑑(実印)、代理人が申請するときは代理人は記名でOK。

・所有者の委任状 代理人による申請を行う場合は実印を押印、本人が直接申請 するときには不要です。

・使用者の住所を証する書面 個人においては住民票または印鑑証明書、法人にあっては登記簿謄本等で発行後3ヶ月以内のものが必要です。

・使用者の印鑑 使用者本人が直接申請するときは認印、代理人が申請するときは代理人は記名でOKです。

・使用者の委任状 代理人による申請を行う場合は認印を押印、使用者本人が直 接申請するときには不要です。

・使用者の自動車保管場所証明書 使用者の住所等を管轄する警察署より証明を受けたもので発行後1ヶ月以内のものが必要です。 無い方は車庫証明の取り方で手続きを。



新規登録にかかる費用

・登録手数料 700円くらい

・検査手数料 検査登録事務所に問い合わせてみてください。

・ナンバープレート代金
  大板(2枚) 1,960円〜2,310円
  小板(2枚) 1,440円〜1,880円

・自動車重量税 税額については各都道府県税事務所に問い合わせてみてください。

・自動車税及び自動車取得税 税額については各都道府県税事務所に問い合わせてみてください。

※注意事項
未成年者が所有者の場合には、各運輸支局・検査登録事務所に問い合わせてみてください。

その他、不明な点がありましたら各運輸支局・検査登録事務所に問い合わせてみてください。



新規登録のポイント

・新規登録は新規検査を完了してから申請しなければなりません。

・新規検査日と新規登録日とが同日になるようにします。(陸運局へ行くのが1回ですみます)

・新規検査に合格してから有効期間までに新規登録することも出来ます。

・新規登録では、新規検査を受けるための準備と新規登録申請のための書類の準備とを段取りよくすることが大切です。

・わずらわしい新規検査を業者さんにまかせてもOKです。

・新規検査・新規登録は使用者の使用の本拠地を管轄する各陸運局でします。



陸運局へ行く前に

出発前にもう一度チェックしましょう。

・陸運局の場所などは確認できていますか? 地図付きの全国陸運事務局一覧で事前に確認しましょう。

登録申請時間は9:00〜16:00ですが、遅くても15:30までに登録書類を申請しましょう。

・新規検査の予約日をもう一度確認しましょう。

・臨番(仮ナンバー)の用意は出来ていますか? プレートのない車は路上を走れません。 仮ナンバー申請で事前に手続きをしましょう。

・新所有者本人が登録に行く時は、本人の委任状は必要ありませんが実印を持参しましょう。

・お金は用意していますか?
  重量税(車によって違います)
  自動車税(車によって違います)
  取得税(車の型式などで違います)
  検査/登録手数料(検査によって違います)
  プレート代金(県によって違います)
  用紙等代金(県によって違います)などの費用がかかります。

事前に調べて余裕をもって行きましょう。



陸運局での手続きの手順

陸運局での検査、登録までの手順は都道府県にとって多少異なりますが、基本的には同じです。

・新規登録の申請に必要な書類を揃えます。

     

・登録書類を記入作成します。 マークシートは鉛筆で、その他の書類はボールペンで記入します。

     

・申請書類が出来上がれば登録窓口へ提出します。

     

・登録が完了したら「○○さん」と名前を呼んでくれます。 新しい検査証が出来たということですね。

     

・新しい検査証の登録内容をよく確認します。

     

・次に県税事務所の窓口へ行って税申告します。

     

・ナンバープレートを購入して現車に取り付けた後、封印をしてもらいます。

     

・これですべて終了しました。 おつかれさま〜。