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モデル別フライトジャケット/ミリタリージャケット一覧

フライトジャケット/ミリタリージャケットは時代と場所への適合性に優れた数少ないウェアのひとつで、ストリートでもネクタイでも似合う、男臭くてカッコいいウェアです。
ほとんどのフライトジャケット/ミリタリージャケットは欧米人サイズで、日本人には袖丈や着丈がちょっと長かったりします。


A-2
1931年5月9日、陸軍航空隊に正式採用されたホースハイド製のジャッケットA-2です。 1944年に製造が中止されますが、空軍誕生後の朝鮮戦争でも着用例があります。 1988年に使用が再開されました。

B-2
1931年12月15日、正式採用されたB-2ジャケットはB-11ワンピーススーツを上下に分けることで誕生しました。 1944年9月29日にストックがなくなり次第廃止すると発表されました。 A-11ウィンター・スーツのジャケットにあたります。

B-3
1934年5月8日、正式採用された初のシープスキン1枚皮のジャケットB-3。 A-3トラウザーと組み合わせてスーツとなります。 B-10が制式となる1943年7月22日に制式採用に変更となりました。

B-6
1939年6月12日、中軽量型の冬季用として正式採用されたB-6。 シープスキンはシールブラウンに仕上げられ毛足は短くカットされています。 A-5トラウザーズと組み合わせて着用されました。

B-7
通称“ボマージャケット”と呼ばれ、爆撃機の搭乗員用に作られたシリーズB-7です。 このB-7は長めの丈とファー付きフードが特徴。 フライトジャケットとは思えぬスタイリッシュなデザインです。

B-10
1943年7月22日に採用されたコットン製ジャケットB-10です。 1944年4月7日に準標準、1945年2月7日に限定採用となっています。 1年に満たない生産でしたが、前期型と後期型が存在します。

B-15
1944年4月7日にA-11トラウザーズとともに採用されているB-15。 ICSコード止めや革製三角タブがないことで、1944年11月4日に採用されるB-15Aとは区別することができます。

B-15A
1944年11月4日、B-15の改良型として採用されているB-15A。 同時にトラウザーズもA-11からA-11Aに進化しました。 コード止め用のタブが追加されたことが、主な変更点です。

B-15B
1945年5月21日、B-15Aに代わり採用されているB-15B。 Aタイプまでむき出しだったアルパカのライニングの上にはレーヨンのライニングが重ねられました。 素材はナイロンに変更されています。

B-15C
陸軍航空隊から独立したアメリカ空軍のシンボルカラーであるエアフォースブルーを採用したB-15C。 陸軍航空隊から引き渡されたグリーンの生地からも生産されています。

B-15D
1950年代前期に採用された最後のB-15シリーズ、B-15D。 トラウザーズもA-11Dとして改良されています。 朝鮮戦争以来、陸軍でも空軍が開発したジャケットなどを採用していました。

M-422A
M-422Aは1950年代初めより登場するG-1の原形ともいえる型式で、クリムソンカラー(深紅)のライニングが特徴です。 1920年代末から1930年代にかけて使用が行われたM-422Aにも細部の違いで前期型と後期型が存在しています。

MA-1
朝鮮戦争終結の1952年、空軍ではツーピーススーツを止め、ジャケット単体での開発を開始しました。 そして生まれたのが、名品MA-1です。 その優れたデザインはさまざまなメーカーがコピーしました。

L-2
1945年5月21日、陸軍航空隊はホースハイドのA-2に代るライトゾーン用ジャケットとしてL-2をテストしました。 ジッパーのオフセットはわずかですが、B-15Bに近い仕様になっています。

G-1
M-422AはAN-6552,AN-J-3を経て第2次世界大戦後、55JI4で管理されるモデルG1となります。 1950年代初期にスペックはMIL-J-7823となり、現用のMIL-J-7823Eに発展しました。

L-2B
朝鮮戦争後、L-2Aの改色型として誕生したLー2Bには大きく分けて4種類のモデルが存在します。 MIL-J-7448から7448Cまでの初期型は、L-2A型ですが、すべてシルバー色でした。

L-2A
1947年に誕生した空軍とともに、エアフォースブルーが制定されています。 L-2AもB-15C同様、ブルーのナイロン地で生産され1950年には朝鮮戦争においてテストが繰り返されました。

CWU-36/P
1973年に採用されたインターミディエイト用CWU-45/Pのライトゾーン版として1978年、L-2Bに代るジャケットCWU-36/Pの支給が開始されました。 素材には耐熱のアラミド繊維を使用しています。

J-WFS
1950年代初期に海軍が採用したウインターフライングスーツのジャケットJ-WFSです。 MIL-S-18342のスペックにあるSはスーツを意味しています。 18342Cは1973年まで使用されました。

N-2A
1950年代初期に採用されたN-2の改良型、N-2A。 L-2A、B-15Cなどとともにエアフォースブルーのナイロン製です。 D-1Aトラウザーズとの組み合わせでスーツを構成出来ます。

CWU-45/P
1973年9月5日、空軍、海軍航空隊共通のインターミディエイト用ジャケットとした採用されたCWU-45/P。 MIL-J-83388Aに始まり、1984年の83388Dで現在のスタイルに落ち着きました。

N-3
第2次世界大戦中、極寒地用に開発したナイロン製飛行服N-3。 1945年に採用された、極寒地用フライトジャケットで主にアラスカ等で活躍したモデルです。 B-9・B-11の後継として開発され、L-2と同様オリーブドラブ色のナイロンを使用しています。

N-2B
朝鮮戦争後に採用されたセージグリーンのN-2シリーズ。 初期型のコード止めが廃止されたり、B-15シリーズ同様の変化を遂げますが、MA-1やL-2のように裏地の変更は行われませんでした。

N-3B
マイナス10から30度での使用を目的に開発されたフライトジャケット/ミリタリージャケットN-3B。 1960年代支給対象が陸軍にも拡大され、その種類区分も極寒地用パーカとなり整備員やアラスカを始めとする極寒地の基地などでも使用されました。 デザインの完成度は他モデルを圧倒しています。

N-3A
1950年代初頭に登場した、N-3シリーズ2番目のモデルN-3A。 デザインに関しては、ほぼN-3を継承しています。 しかしそのカラーは、エアフォースブルーを採用しており、新生米空軍をアピールしています。


フライトジャケット/ミリタリージャケットおすすめショップサイト一覧

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店長自ら1年の2/3を海外でミリタリーアイテムを中心にレザーウェア、レザー小物などを世界中から仕入ているこだわりフライトジャケット/ミリタリージャケットショップです。 アヴィレックスやショット、リーバイスなどブランド商品も取り扱っています。