アメ車用語辞典
アルファベット-R-
【Rally Wheel】ラリーホイール
'60年代にシボレー・レーシング・ディビジョンがハイパフォーマンスカーに向けに用意していた幅広なスチールホイールです。
【Ram Air】ラムエアー
クルマが前進する際に、空気の取り入れ口に生じる圧力(ラム圧)を利用して、エンジン内部に強制的に送り込まれる空気のこと、またその吸気方式のことを指します。 '96モデルのトランザムやカマロSSなどに採用されています。
【Ram Dopeing】ラム ドーピング
アクセルOFFの時、コントローラーが余分な燃料の流入を押さえ、走行風がエンジンのフリクション(クランクがピストンを引き下げる力「バキューム抵抗」)を軽減することにより消費燃料が少なくなると同時に、エンジン振動も低減されます。加えて、ラム圧充填効率増加により、著しいパワーアップを実現します。 ラムエアー ドーピングとも呼ばれています。
【Rat Fink】ラットフィンク
故エド・ロスの描くミッキーマウスをパロったネズミのキャラクター。アメリカではコミック化されています。
【Rat Motor】ラットモーター
シボレーのビッグブロック・ユニットの愛称です。
【Read Sled】レッドスレッド
'50年代、まだパテのない時代に鉛を使ってボディをスムーズに成形していたことを語源とするカスタマイズド・スタイルのひとつで、チョップドトップ、スムージング、ロワーリングなど、クルマをトータルでKカスタムされたクルマを指します。
【Rear End】リアエンド
デフやホーシング、ドライブシャフトなど、クルマの後軸を指す総称です。
【Regular Cab】レギュラー・キャブ
2〜3人乗りの2ドアキャビンで、フロントシートのみが配列されたキャビン形状のことを指します。 日本ではシングルキャブと呼んでいます。
【Reverse Rim】リバースリム
現在発売されるホイールのほとんどが採用する、リムの表裏をひっくり返してディスクを装着したホイールのことを指します。 一般的にリバースの場合、ノーマルリムよりもディスク面が大きくとれます。 設計によっては15in、リバースと16inノーマルのディスク面が同じ直径になることもあります。
【Rich】リッチ
シリンダー内の混合気の比率は、エンジンパワーの増大と燃費の向上を考え、最も効率的な値が算出されています。 この理論値よりも、燃料の割合が大きくなるように調整することをリッチといい、これよりエンジンパワーは増大しますが、当然燃費は悪くなり、スパークプラグがかぶりやすくなります。 また、大きくし過ぎるとエンジンパワーが落ちてくる混合比のバンド(地帯)が存在します。
【Road Runner】ロードランナー
ワーナーブラザーズのキャラクターです。 ダチョウをモデルにしたアニメで、「ミー・ミー」という鳴き声が特徴。 このキャラクターがボディ両サイドに描かれた「プリマス・ロードランナー」は有名です。
【Roll Bar】ロールバー
マシンの強度を補強する、車が転倒してもドライバーの頭を守る役割を持つものを指します。 コックピット後方のインダクションポッドの所にあり、インディカーレースではいち早く装着が義務化されました。
【Roll Gauge】ロールゲージ
マシンの強度を補強するコクピット内に組まれるパイプフレーム状のものを指します。
【Roll Pan】ロールパン
リアバンパーを外したあとにボディ後端にとりつけ、スムーズなボディラインを造るためのパネルです。
【Roller Lifter】ローラー・リフター
カムとの接触部分にローラーベアリングを持つリフター(タペット)のことを指します。 フリクション・ロスを減少することができるため、高回転でもバルブを正確に動かすことがでます。
【Roller Rocker Arm】ローラー・ロッカーアーム
バルブシステム(バルブの軸)との接触部分にローラーベアリングを持つロッカー・リフター同様、摩擦抵抗を減らし、動力のロスを減少させるロッカーアームです。
【Roots Style】ルーツ式
機械式スーパーチャージャーの一種で、クランクの回転力を利用し、ケース内にあるふたつのまゆ型のローターを駆動させることで、空気を強制的にインテーク内に送り込む方式です。 もっともポピュラーなスーパーチャージャーの形式として知られています。
【Running Boad】ランニングボード
サイドステップのように前後のホイールアーチ間に取り付けるステップです。 コンバージョンに取り付けられることが多いです。