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アメ車用語辞典

アルファベット-L-


【L-78】エル・ナナハチ

‘65年に登場した396cu.in.のビックブロックコードネームです。 コルベットに搭載されていたものは、大口径エアクリーナーや専用マニホールドの採用などにより、425hp(グロス)の最高出力を発揮しました。 ちなみにカマロやシェベルには、375hp(グロス)仕様のものが積まれています。


【L-82】エル・ハチニー

‘73年から’80年までのコルベットにラインナップされていた、オプション・エンジンの形式名称です。 排気量は350cu.in.で、デビュー当時は250hp(グロス/以下同様)だった最高出力も、排ガス規制のあおりを受けて、最終的には220hpにまで下がってしまいました。 とはいえ、当時のスタンダード・ユニットは190hpそこそこだったことを考えれば、L-82もれっきとしたハイパワーユニットとして扱われていました。


【L-88】エル・ハチハチ

‘67年に登場したビッグブロック・ユニットのコードネームで、排気量は427cu.in.で、アルミヘッドを採用した準レーシング・エンジンです。 12.5:1という高い圧縮比から、430hpの公称最高出力を発揮し、その実力は軽く500hpをオーバーしていたといわれています。 このエンジンは、’67年式のモデルにわずかに20基だけ搭載されたという非常に希少価値の高い“幻のエンジン”です。 どこかに売ってないですかね。


【L-98】エル・キュッパチ

‘85〜’91年式までのコルベットに搭載されていたエンジンの形式名称です。 排気量は、スモールブロックの350cu.in.。 デビュー当初はスチールヘッドの230psでしたが、’86年後期モデルからはアルミヘッドが採用され、’91モデルに搭載された最終型は、250hpにまでパワーアップされました。 ちなみに同年代のカマロ、ファイヤーバードに搭載されていた350ユニットは、これをデチューンしたものです。


【Ladder Bar Suspension】ラダーサスペンション

スタート時にリアエンドが暴れるのを防止するため、Aの字型をしたラダーバーでホーシングを支えるサスペンションの形式です。


【Ladder Frame】ラダーフレーム

数多くのピック・アップ・トラックが採用するベースフレームの形状で、そのはしごを寝かせたような形状からラダー(はしご)フレームと呼ばれています。


【Lake Pipe】レークパイプ

'50sスタイルのレッドスレッドには欠かすことができないダミーマフラーのことです。


【Lake Ster】レイクスター

ボンネビル・スピードトライアルにおいて、ストリームライナーに続くトップカテゴリーの競技用車両のこと。 ドラッグスターによく似たスタイルです。


【Late Model Custom】レイトモデル・カスタム

'70年〜のクルマをベースにしたカスタムを指します。


【Leaf Spring】多板式リーフスプリング

板バネのことで、通常はスチールの銅板を数枚組み合わせて使用しますが、まれにファイバー製のスプリングを使用する場合もあります。 主にトラックのリアサスペンションに採用されているアナログながらも味わい深いサスペンションです。


【Legend Car】レジェンドカー

'50年代から'60年代にかけて、アメリカ東海岸でのレースで人気のあった、クーペやセダンの5/8サイズバージョンをこう呼びます。 これらを使って、低コストで誰でも参加できるレースとして始まったのが、レジェンドカーレースです。 ボディは'30年代のシェビーやフォード、ダッジなどを使い、エンジンはバイク用のヤマハFJ1200を搭載、約120馬力を発揮しました。


【Long Bed】ロング・ベッド

全幅は同じまま、長さを延長した荷台のことです。 同じキャブ形状ながらも、あきらかに長くなります。


【Long Box】ロング・ボックス

ロングベッドと同意語で、延長された荷台の形状を指します。


【Low Rider】ローライダー

EAST.L.A.が発祥の地で、ハイドロなどを組んでクルーズしていたチカノ(EAST.L.A.に住むメキシカン)たちのクルマのことを指します。 決して車高を下げたクルマのことではありません。


【Lower Arm】ロワアーム

上下で一組になっているサスペンションアームの下側のアームの部分を指します。


【Lowerd Leaf Spring】ロワード・リーフスプリング

車高を落とすために製作されたリーフスプリングです。


【Lowerd】ロワード

車高を落とすことを指し、その作業をロワーリング/Lowerringといいます。


【LS-1】エル・エス・ワン

C5コルベットに搭載されたエンジンで、350HPを発揮するオールアルミ製LS1エンジン。 高次元の運動性能を実現可能にしました。


【LS-2】エル・エス・ツー

新型C6コルベットに搭載されるエンジンの形式名称です。 オールアルミ製で排気量は5967cc。 先代のLS1型エンジンに比べ7kgの軽量化を達成し、燃費もよくなりスモールブロックとしては歴代最強の404馬力を実現しています。


【LS-7】エル・エス・セブン

シボレーのレース用ビッグブロック・エンジンのコードネームで、排気量は454cu.in.、12.25:1という高い圧縮比やスペシャル・ヘッド、コンロッドの採用などにより、465hp(グロス値)を発揮します。


【LT-1】エル・ティー・ワン

‘70年モデルからコルベットのラインナップに加わった、シボレーのスモールブロック史上に残る高性能エンジンの名称です。 11:1:1という高い圧縮比から370hp(グロス)を発揮しました。 また、’92モデルからのコルベットに搭載されているエンジンにも、このLT-1の形式名称が使われています。 こちらの最高出力は300hp(ネット)。


【LT-5】エル・ティー・ファイブ

‘89年から’95年まで生産されていた、コルベットZR-1に搭載されたエンジンの名称で、排気量は350cu.in.、ロータス・チューンのDOHCヘッドを持つ、ハイパワー・ユニットでした。 最終的な最終出力は405hp/5800rpmです。


【Lug Nut】ラグナット

ホイールをアクスルシャフトに固定するためのナットを指します。